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2019シーズン始動


昨シーズンのストーブリーグは降格した影響もあまりなく穏やかにみてられましたが
今年は監督やコーチの人事に始まり、選手の出入りも多く、
リリースを確認するたびに一喜一憂する日々でした。

ただ、新体制発表も13日行われ、(リンスを除いて)とりあえずの編成も終了したということで
今季の布陣、戦い方を簡単に予想していきたいと思います。




○補強

・FW
ウタカの加入に始まり、バホスの残留、ドドゥの復帰という強力な外国人FWがそろった。
ウーゴやニウソンという未知数なブラジル人FWや
ウイルソンやクリスティアーノといった1トップが本職ではない選手を起用し、
なんとかやりくりしていたJ1時代が遠い昔に思えるほどの陣容が整った。
長期離脱中とはいえ金園も残留し、さらにJ2での実績も十分な左藤(洸)も獲得し、質量ともに申し分ない。
逆にこれだけ、実力者がいたら1トップがもったいない程で2トップの選択もかなり現実的になるだろう。


・中盤
小塚移籍が最大の流出で補強も彼の代役を埋められそうな選手は獲得できなかった。
新加入の横谷や後藤といった技巧派の選手が埋める可能性もあるが
前所属のチームで同じポジションをやっていたわけではないのでまだ未知数。
中山、宮崎という高卒ルーキーも期待値は大きいがさらに未知数。
現時点で小塚の穴を埋めるのを期待するのは難しい状況。

昨シーズンの後半からレギュラーをつかんだ曽根田にはさらなる飛躍が期待できるが
シーズン通して主力として計算できる選手は彼1人。
左藤(和)などボランチから一列前にあげるオプションもあるが一番可能性があるのは
昨シーズンの最終節で印象的なプレーをしていた森。
ルヴァンカップでの活躍もあり、そろそろレギュラーに定着しそうな立ち位置ではあるが
それでも、磐石の前線とは違い、層が薄いことは間違いないのでシステムの変更も視野に入る。
ボランチに関しては島川の移籍は痛かったが、左藤、小椋のコンビも悪いわけではなく
後藤と小柳の獲得で十分戦力は維持できているだろう。


・ワイド
高野のレンタル復帰は致し方ないとして、湯澤の長期離脱によって
その代役を果たしていた道渕の移籍は大きな痛手。
松橋、橋爪に加えて新加入の武岡と数は揃っているのでその中で誰がレギュラーを勝ち取るか。
左サイドは内田が本命だが小林岩魚もアカデミー出身であり、期待値はかなり高い。


・CB
兵役のために韓国のクラブに移籍したビョンの流出はあったがリマと小出の残留が何より大きい。
一時はビョンとのレギュラー争いに勝ち、スタメンの座を張った大卒2年目の今津が3人目のCBとして期待されるが
川崎時代に3バックの一角で主力を張ったこともある武岡や新加入の小柳、怪我から復帰する新井も候補の1人。


・GK
昨年に続いて河田、岡、岡西の3人。
誰が出ても問題ないレベルなので今年もGKで困ることはないだろう。
GKコーチが変わったことでどいう変化があるかは楽しみな点ではある。




○戦術
エクスキューズがいろいろあった上野監督をスパッと切ったことや
佐久間GMの発言から変革を諦めたかのようにもみえるが
後任が前HCの伊藤監督なのでそうとも言い切れない。

先日の新体制発表では
「相手の嫌がること、戦術にはめない、相手の状況やシーズンの流れを読みながら・・・・・」
などのような佐久間GMの発言や
「前線の外国籍選手をいかしながら中盤でゲームコントロールしたい」
という伊藤監督の発言からはそこまで変わらない印象も受ける。


ただ、前体制より戦術にはめ過ぎずに結果にこだわるというところでは
マイク、パウリーニョという強力なFWを擁して昇格した2010年
ダヴィという1人で32点叩きだして昇格した2012年の昇格を再現したいかのような補強でもある。

ただ、具体的な戦術はなかなかしゃべりたがらないし、試合を観ないとはっきりしたことも分からない。
まあ、誰がどうみても強力な前線が最大の武器ではあるのでそこをどう生かすかが最大のテーマであろう。




○布陣
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昨シーズンのシステムを継続するなら3421だが上で書いたように強力な最前線をどう生かすかということなら
シャドーの層が薄いことも合わせて吉田監督時代の352システムに戻すのが合理的。
442の可能性もあるがそこまで大きく変更するリスクは躊躇するかもしれない。
とはいえ、352システムの最大の問題は中盤セントラル3枚。
特にアンカーのポジションを担える選手がなかなかいない。

守備はもちろんだがボールも散らせるタイプではないとボールが前進できず2トップが孤立しやすい。
ワイドも昨年に比べると推進力に欠くので、低い位置からポゼッションで運ぶ必要がある。
そこでキーマンになりそうなのがYS横浜から獲得した後藤。
J3屈指のゲームメーカーで組立てに関しては問題ないだろうが
ピッチのあらゆるところに顔を出したがるタイプだとアンカーでは持ち味を消してしまうかもしれない。
ただ、前線と中盤をつなぐ選手は左藤(和)や曽根田がいるので
彼にはレジスタ的な役割で最終ラインと中盤をつないでもらうのが一番理想。


前線に関してはカウンターで背後をついたり、直線的にいくならバホスorドゥドゥ
中盤とのパス交換から相手を崩していくならウタカがメインになるだろう。
一番攻撃的なのはウタカとバホスのコンビだが
守備での貢献度でや動きの量でバランスをとるなら左藤か金園、最低でもドゥドゥは起用したい。


           
  


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【2018 J2 第42節:横浜C戦】勝利締めならず


FK自体の判定は理解しがたいし、インテンシティの高いゲームをするには不利になるような
傾向の審判だったのでフラストレーションを抱える試合となったことは不運だったが
1トップ務められる選手が怪我で不在になり、連携不足なのか意図が合わないシーンが多く見られ、
特に攻撃は機能しなかった。
守備も基本的に安定してはいるがセットプレーから失点するという展開は
今季の悪い部分を象徴するかのような試合だった。

それでもルヴァンカップで大きく成長した選手、今日で言えば道渕や森は攻撃を引率するかのような
印象的なパフォーマンスだったし、苦しんだシーズンの中でも芽吹いた種はたくさんあったので
(まだ天皇はあるが)そこは来期に繋がっていくと期待していいだろう。

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【2018 J2 第41節:山口戦】8位争い


プレーオフ圏内に届く可能性がない中での8位争い。
つまり前節と同じく消化試合。

前回対戦したときは上野体制一発目の試合という事もあって前監督の名残が強くあったこともあって
終了間際にセットプレーで失点して逃げ切りに失敗した試合だったが
今日は1点のリードをしっかり守りきってることに成功。

前半の小塚の決定機のように前からプレスをかけても奪えそうな印象はあったが
夏以降、失点が多かったり、怪我人が多かったりと、相手がポゼッションするチームでも
ハイプレスは封じてるようで今日のように引いて守る方が多い。

それでもしっかり相手の攻撃を受け止められる守備の安定感があるし、
セットプレー含め終盤のパワープレ気味の放り込み対しても3バックの対人の強さと
岡のハイボールの強さでしっかり跳ね返すことが出来ているので
逃げ切れる試合が多くなっていることは間違いないし、狙い通りの試合が出来たと思う。
交代で入ってきた3人も与えられた役割で逃げ切りに貢献する働きだった。

欲を言えば攻撃での物足りなさ。
でスコアが動いて相手が前がかりになった後はスペースが空き、中盤のプレスも弱まったことで
かなりカウンターにつながるようなビルドアップが出来て、決定機もつくれていたが
前半は相手のプレスに押されてスローな展開にされた挙句、ボールが前に運べない状況も多かったので
そこをどうやって剥がすかはまだまだ整理が必要というか精度をあげていかないといけない。

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【2018 J2 第40節:水戸戦】消化試合


芝が長いのかボールが走ってない印象でしたし
先に失点してボールを持たされる展開になると、だいたい今日のよう試合になるのが
今年の甲府の課題ですがそれにしても酷い試合でした。

いわゆるハードワークの部分では相手が完全に上でしたし、切り替えも遅かった。
戦術的にも中を閉められてるのに強引に中をこじ開けようと突っかける淡白な攻撃ばかりで
特に前線3人は繋ぎの部分でのボールロストも多く、プレーに責任感が感じられなかった。

昇格という目標が潰えても何とか残り試合を消化試合にしないよう
モチベーションを高く持って観戦したかったが
今日のような試合ではそれは望み薄かもしれない。
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【2018 J2 第39節:讃岐戦】采配的中


チャンスの数から考えればば2点、3点取らないといけないゲームだったが
こういう展開は往々にしてワンチャンスに泣く結末になりやすいので
その点から言えば、最後まで攻め続けて勝ち点3につながったことは非常に良かった。

さらに、その決勝点が森のリーグ初ゴールとなったことも意味深い。
大卒2年目世代(小出、道渕、曽根田、高野)の4人が皆、主力選手として成長し、
ここ数試合は特に際立ったパフォーマンスでチームを引率しているが
これから消化試合に入っていく中で若手の活躍はモチベーションを保つのにポジティブな材料になる。

天皇杯が残ってることも含めて来期につながるような試合を続けて、今シーズンを締めくくって欲しい。
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