佐久間監督続投&来季のチーム編成を考える




□監督
個人的には長崎の高木監督や愛媛の木山監督がいいなと思っていましたので佐久間監督の続投は少しがっかりです。
しかし、決まったからには応援しますし、何が何でも残留してください。

 2016シーズンに向け、監督の人選を進めてきた中でフロントとしてまず重視した点は以下の通りです。

①来季はJ1リーグ残留、さらには中位の成績を目指す
②そのために現在の堅守を維持しつつ、課題である得点力向上を目指す

次に来季の背景を以下の通り分析しました。
①開幕が一週間前倒しの見通しで、新チーム始動後の準備期間が短い
②最終戦が11月初めとなる日程見通しのため、8月までに約8割方の日程が
消化されることになり、スタートダッシュと序盤の戦いが重要になる

さらに、チームの現状を以下の通り考慮しました。
①ベテランの活躍が欠かせない
②「ベテラン・中堅・若手」が入り交じったチーム編成となる

佐久間悟 監督2016シーズン続投のお知らせより


背景①、②を考えると確かに来期は監督人事で失敗すると取り返せないシーズンになる。
ただ、今年の采配を見る限り、佐久間監督で発展や上澄みがあまり期待できそうにないのでそこは少々不安。

また、GMとの兼任に関しては負担が大きいはずなので東海林強化部長にGMを
(実質でもいいので)委任するなどして監督に集中してもらいたい。



□選手

まず、A契約の25人枠は触れておく必要がある。

現時点で甲府に所属している選手が来期も全員残ると仮定するとA契約は24人。
(A契約の条件:450分以上出場、4年目以降はAorB契約)



20151109-2.jpg20151109-0.jpg
※岡西は来年で4年目なのでAorBですがB契約はA契約に移るとその時点で25人枠の適用になる
(CからAになった場合は翌シーズンから25人枠の適用)
詳しくはJFAにある選手契約の規約を参照してください。http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/10.pdf

さらにレンタル組も加えると24+4=28人で3人オーバー。(外国人枠は3人なので実質27人)

ということで既存選手の移籍がない限り、間違いなく補強は少ないです。



ここまでに出ている情報を加味すると(ソースはおもに山日)

・バレー、マラニョンは退団濃厚でパラナは条件次第
・阿部拓馬に4クラブからオファーあり、退団の可能性
・山本、稲垣、伊東らは複数年でその他、今季在籍している日本人は全員契約延長のオファー
・外国人は東海林強化部長がブラジル視察し、センターフォワードやシャドーストライカーを調査
・J1の外国人も検討中
・新卒は名古屋U18の森晃太が内定、大卒はなし
・補強はJ1やJ2で出場機会を失っている若手を中心に進める




2016kari01.jpg
現実的に考えて、阿部拓馬は移籍と仮定して現在の編成はこんな感じ。
これでA契約が20人なので補強は5人まで。
ただ、開幕から枠を一杯にすると中断期間に補強ができないので外国人含めて4人追加が妥当なところ。



□補強
  • バレーが抜ける1トップに1人
  • 阿部拓馬が抜けるシャドーに1人
  • ベテランが多いCBに最低1人
  • あとは全体的なバランスをみてどこかに1人

ここからはあくまでも願望です。

データで振り返る甲府の1stステージ(2)

 
今回は今年から公開されているトラッキングデータの考察

走行距離やスプリント回数が勝利に直結するものではないことは明らかなので
リーグで何番目というより、各節のポジションごとにどんな特徴があるのかみていきます

誰が一番走ったかなど個別のまとめは大手サイトさんがやられていたのでここではやりません

なお、システムは3421をメインにしましたが352もやっていたので厳密には正確ではありません  




上が走行距離、下がスプリント回数
 
走行距離GK3バックWBボランチシャドー トップ
対戦相手

広島4.4110.039.319.911.310.2112.5212.0111.9511.311.11
名古屋4.759.258.869.6310.3910.5912.6911.1111.911.3611.09
G大阪4.279.598.539.1110.8710.2212.2410.9612.0911.210.42
F東京4.4610.319.519.6511.4210.6511.1712.2912.0111.3610.84
神戸4.779.968.6710.9410.4610.4311.8511.4712.1411.2612.28
鳥栖4.6210.349.779.6710.2210.1811.0510.3311.9611.1410.51

4.559.919.119.810.7810.3811.9211.3612.0111.2711.04
川崎4.0610.5910.59.8610.9611.3112.2510.512.5512.2211.22
浦和4.6510.1710.229.7311.1910.2411.5210.5112.0412.0811
鹿島4.99.69.569.4911.5510.379.9611.8111.8112.1612.16
松本4.639.899.38.2310.549.888.910.1510.5210.6110.31
湘南5.4910.578.7111.111.9211.1311.3811.0512.211.5210.47

4.7510.169.79.711.2310.5910.810.811.8211.7211.03

4.6410.039.369.7610.9810.4711.411.0111.911.4711.04
山形4.699.629.039.4210.8810.8610.7311.0912.4810.9210.76
仙台4.559.718.7610.1611.1910.5613.0711.0512.5911.7610.66
新潟4.619.48.689.3910.719.8811.9610.6212.0211.2111.9
横浜M4.659.648.3110.0710.669.910.7611.811.8211.0511.53
清水4.949.038.959.4510.8710.411.0712.0811.5211.611.35
4.539.488.6310.1810.449.8910.611.8712.2210.3911.31

4.679.488.739.7810.7910.2511.3711.412.1111.1611.25


 
スプリントGK3バックWBボランチシャドー トップ
対戦相手

広島077113213158181814
名古屋0791529122113181927
G大阪1101111175191181413
F東京010141715111210171917
神戸0241113269211012128
鳥栖091019161494211616

0.211.210.314.322.510.716.29.315.716.315.8
川崎071151512206131715
浦和0541017121714152820
鹿島084723773241926
松本05582010913141514
湘南1118529111711253214

0.27.26.4720.810.4149.418.222.217.8

0.29.48.51121.710.515.29.416.81916.7
山形011771216126162417
仙台1855138104181513
新潟011628668181728
横浜M1117133610913141428
清水01216172271713162029
11151120542151224

0.510.77.79.218.58.79.77.716.21723.2

※赤字は選手交代があったポジション




・WBよりもシャドーやトップの方が走行距離は多い
→他のチームより前線の守備のタスクが多い

・WBは右サイドのスプリント回数が多く、その影響もあってか途中交代も多い
→ゲームをつくる左サイドと比べて、右サイドはランニングするタイプが多い

・序盤はボランチの交代が多く、なかなか選手を固定できなかった
→センターラインを頻繁に変えては安定感も生まれない

・ GKを除いて走行距離、スプリント回数が一番少ないのは3バックの真ん中
→フィジカル的に余裕があるポジションだからこそ、山本のハイパフォーマンスが続いている


監督交代によって全体の走行距離、スプリント回数が変化することは差ほどなかったが個別に見ると違いがある
特に目立つのが序盤の3バックのスプリント回数で右も左も真ん中でも二桁を超えてた
個人の特徴(野田)で上がることはあったが湘南のようにチームの戦術で3バックが攻撃に参加するようなチームではないので
守備でカウンターを受けることが多かったゆえの数字と予想される




・2ndステージに向けて
堀米がシャドーのポジションでレギュラーを奪えるかということは2ndステージの見所だが
このデータを見てもシャドーのポジションは平均11~12km近く走る走力が求められる
ただ、1次キャンプの体力テストで2位になるなど単純な走力は問題ないはずだが
実際の試合ではなかなかそのようなところがみられない

フィジカルコンタクトやスプリントなど消耗が激しいプレーに課題があるからだと思われるが
素走りとしての走力ではなく、戦えるタフさを身につけられるかが重要なポイント
もちろん選手個々の特徴があるとはいえ、最低限のレベルをクリアできないと先発では使われないだろう




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データで振り返る甲府の1stステージ(1)


データといっても手に入るものは限られているので
試合を見た僕の感想を含めた考察

※データはFOOTBALL LABから

 
対戦相手シュート被シュートポゼッション率パスクロスCKスローインドリブルタックルクリアインターセプトオフサイド警告30m進入
広島41446.849250177171620327
名古屋5750.24671052522313035134
G大阪5849.24621842815202210038
F東京41151.2490134248292430433
神戸82044.8486114197271851042
鳥栖5952.14971441410211911243

5.211.549.1482.311.83.521.211.524.221.52.51.21.736.2
川崎81735.838485179321722032
浦和51435.4263761913212541021
鹿島121444.33751152014273304531
松本71049.63821152513161312132
湘南14753.843321112917271503047

9.212.443.8367.411.66.42213.224.620.61.42.41.232.6

711.946.743011.74.821.512.324.421.121.71.534.5
山形11847.13721162114222341133
仙台5342.7399143177264232027
新潟6647.447041218252952038
横浜M6742.64221262211291993129
清水101242.230140209226234119
8444.94681792015251841041

7.76.744.5405.310.34.220.210.724.832.24.72.20.531.2
 
 
リーグで何番目というより、監督交代による変化の考察ですが
樋口前監督時代でも途中で昨年のサッカーに切り替えた時期があるのでその時期とも比較
(時期はあいまいですが試合を観た主観的な印象と監督コメントから想像するに川崎戦からと想定)

黄色→樋口前監督が積極的にプレスとポゼッションに取り組んだ時期
オレンジ→昨年までのラインを深くして引いた守りに移行した時期
水色→佐久間監督


黄色の時期はやはりポゼッション率やパス本数が高かった
ただ、この数字はおそらく相手の陣地や守備ブロックに入ったポゼッションではなく、後ろでつないでるだけのもので
シュート数が昨年から激減しているように攻撃で良い変化をもたらしたとは言えない

守備に関してもラインを高くしたことによって相手のカウンターを受ける回数が増加
前から奪う意識を高かったのにインターセプトの数字は減少し、その代わりカウンターを止める警告が増えた
こちらも被シュート数を見る限り、良い変化ではなかった

ポゼションや前線から奪いにいく守備は確かに甲府の課題だが
選手の適正を見極められず、昨年までのベースをないがしろにしたのは大きな問題
途中で方針転換したとはいえ、どん底の状態からではなかなか細部にまで目がいかなかった


佐久間監督はそういう問題点を踏まえて
攻撃ではカウンターの整理、守備ではリトリートした守りの徹底から着手

バレーの獲得や伊東の台頭、土屋の復帰と選手個々の質もあるが
まずビルドアップでクリアの選択肢を与え、自陣でのパスミスを減らしてカウンターを受けないようにリスク管理
守る時間が増えたにもかかわらず警告数が減ったのはプロフェッショナルファールがなくなったからだと思われる

さらに、引いて守るにしてもチャレンジ&カバー強く意識させたことでインターセプトの回数が増加
樋口前監督も引いて守る時期はあったがボールホルダーへのプレスとそのカバーをあいまいにさせていて
人数はいるのにシュート打たれたり、スペースを空けたりと良い守備が構築できなかった



監督別
シュート被シュートポゼッション率パスクロスCKスローインドリブルタックルクリアインターセプトオフサイド警告30m進入
樋口711.946.743011.74.821.512.324.421.121.71.534.5
佐久間7.76.744.5405.310.34.220.210.724.832.24.72.20.531.2
城福9.17.343.9426.415.73.62512.322.623.5411.339.1

 

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樋口監督の辞任


報知によると浦和戦後に進退伺いを出していたようですね
そこから3試合、鹿島には勝利したが松本、湘南に敗れたため、フロントが決断

バクスターの記事も含めて、監督交代あるかなと思っていたので一応、想定内かな



先日、序盤戦の考察でも書きましたがまた改めて・・・・





・迷い

昨年前での甲府は被シュート数1位、失点数2位、成績も過去最高ということで歴代のチームで最も強かった

そこで監督交代となったわけだから0からのスタートとは訳が違う
ガンバが優勝するよりも甲府の13位という成績の方が難しい、という言う記者もいましたが
優勝チームが監督交代するのがレアケースのように良い成績を残した状況での監督交代はこれまでにないものだった


樋口さんもそれを分かって甲府の依頼を受けたはずだが
今にして最初のチーム作りの段階が実は最大の山場だったのかもしれないと思うし
そこで樋口さんのやり方が果たしてよかったのかという疑問がある

このブログでも何回も書いてきたが樋口さんは今までの守備は出来るものとして
ポゼッションと前から奪う守備に着手すると1次キャンプから取り組んでいった


しかし、新しいことをやるなら、なぜそれをやるのかを納得させて理解させる必要がある

そもそも、監督自身が選手に信頼されるかも重要な問題だ




初めて今季のチームをPSMの清水戦で確認したが選手が迷いながらプレーしているという感想を強く持った
結局、その迷いはリーグ戦でも払拭できず、ここまでの状態に陥ってしまった







ピッチ内の問題は・・・

これだけ低迷し、上位陣との対戦が多かったにも関わらずボール支配率とパス数は昨年より向上している
しかし、その変化は甲府にとってよくないものだった



特に顕著だったのが最終ラインでの組立て

相手のプレッシャーを掻い潜れずに何度もボールを失い、失点の原因になってしまったし
シンプルにボールを運ばなくなったことで最終ラインが不安定になり、守備に徹するのも難しくなった
また、カウンターの回数も減ったことは攻撃にも大きなハンデとなってしまった

ただ、ここにも1つの疑念があって、城福さん時代もポゼッションにも取り組んでいた
たくさんの時間は無理だったが出来る時もあった、クリスティアーノがいなくとも日本人だけで攻撃を作ったこともあった
しかし、そういった面影も今年にはない

逆に昨年も所属した選手が致命的なミスをするようになり
何故こんなに変わったのか?全くもって不思議でならなかった







今の甲府はベテランと若手が多いので口に出してあからさまに不満を吐露する選手はあまりいない
何とか樋口さんのサッカーを体現しようと取り組んでいたがどこまで樋口さんの色を加えるのか
ほとんどの対戦相手が格上という立場でそのバランスを見出すのは容易ではなかった
試合中の選手の表情からも迷いながらやってるのが明らかだったし、プレー面でもやりきれないことが多かった
結果、「何がしたいのかよく分からない試合だった」というサポーターの言葉につながり、それが本質を突いていた


だから、昨年のサッカーをまず踏襲し、今のメンバーで結果を出し、スタンダードになるものを確認する必要があった
そこから徐々にできる部分でポゼッションや前で奪う守備にシフトしていって適切なバランスを見極める
そういう順序を踏むべきではなかったのかと個人的に感じている





もちろん、どこのクラブでも前任者の存在が大きいと後任の監督が難しい立場に置かれるのは
歴史が証明しているので簡単な事ではない
何でも揃う欧州のビッククラブでも失敗するケースがある

比較するなと言っても実際比較してしまうのが性
樋口さんは覚悟の上で来ているのだから、それを理由にしてもしょうがない


逆に満足に揃うものも揃わない甲府だからこそ様々なことに配慮しなければいけなかったがそこも十分ではなかった


例えば甲府にとっても樋口さんにとってもアドリアーノが前線の柱にならなかったことは今季の誤算の1つだ
しかし、アドリアーノが機能しないなら、他の選択肢は盛田しかいない
それなのに日程が厳しいナビスコで80分起用し、その後リーグ戦に起用できない状況にしてしまった
あの試合を観ていたらわかるが60分くらいに盛田は既に疲労困憊の様子だった



さらに盛田が起用できない状態で今度は阿部拓馬を1トップに据えるが
その阿部拓馬も中2,3日の連戦で酷使して現在、怪我で離脱している

そういった選手のマネジメントや試合中の采配でもリスクヘッジしなければいけなかったが
そこの部分でも自ら首を絞めるような事になり、大きな不満を抱かせる要因になってしまった


アプローチの段階で戦術のミスマッチによる失敗があったとしても経験ある監督なので
柔軟に対処して上手く立ち回ってくれるだろうと思っていたし、フロント陣もそれを計算していたはず

ただ、実際のところはそうではなく、見通しが甘かったと言わざるを得ない
そこに関してはフロントの責任も今後言及しなければいけないだろう





・今後

バレーの獲得含めてこれで甲府としては重要な決断を2つしたわけだからこの道を進んで成功させるしかない
佐久間監督が暫定なのか、シーズン最後までなのかは分からないが
現時点では新しい戦術を組み込めるわけでもないし、選手を補強できるわけでもないのでやるべきことははっきりしている
いきなり良くなるとは思わないがまずは出来ることを徹底していくことが自信を取り戻すきっかけになる



樋口さんに関しては厳しいミッションだったはずなのでダメな監督という烙印を押すつもりはないですが
甲府での仕事は明らかに失敗でしたし、自ら進退伺いを出した限り、監督交代も止む無しという判断になりました
だからこういうカタチでお別れになったことに同情するつもりはないです
でも、甲府という厳しい環境に置かれたクラブに魅力を感じてチャレンジしたいと思ってくれたことには敬意を払いたい
この失敗でいろんなレッテルを貼られるかもしれないがその逆境を覆して評価を上げた監督を身近に知っている
甲府での失敗があったからこそ、成長できたといつかなってくれれば幸いだし
日本サッカーのためにもそうなるように願っています




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2次キャンプまとめ


※フォーメーショなどはサンニチより


①2月11日 vs宮崎産業経営大学(九州大学サッカーリーグ1部) 

9-1 (30分×4)

1本目 1-1 アドリアーノ
2本目 3-0 アドリアーノ、エンリケ、阿部拓馬
3本目 2-0 盛田、伊東
4本目 3-0 伊東×3

vfk2015-0211.jpg   vfk2015-0211b.jpg  






② 2月14日 vs横浜F・マリノス

0-2 (45分×2)

1本目 0-2
2本目 0-0

vfk2015-0214.jpg   vfk2015-0214b.jpg  






③ 2月15日 vs横浜FC

2-0 (30分×4)

1本目 0-0
2本目 1-0 アドリアーノ
3本目 1-0 津田
4本目 0-0

vfk2015-0215.jpg    vfk2015-0215b.jpg 




④ 2月17日 vsツエーゲン金沢

3-2 (45分、30分×2)

1本目 2-2 エンリケ、アドリアーノ
2本目 1-0 稲垣
3本目 0-0

vfk2015-0217.jpg    vfk2015-0217b.jpg 






・352への変更

通常の541という守備ブロックでは1トップのところが確実に数的不利になるので
前からプレスをかけるのは確かに無理な話

リトリートで守るやり方も身体に染み付いていますからそう簡単に変えられるわけもありません

じゃあ、どうするかというこで単純に相手のビルドアップに数を合わせて強制的に前から追える状況をつくる



3バック(5バック)の堅守を継続しながら前でもボールを奪いたいという2つのテーマを両立させるための2トップは
城福前監督も昨年の浦和戦で試して上手くいったカタチです



ただ、あの試合もそうでしたが中盤を3人でみなくてはいけないのでボランチの負担がすざましい
今までは中盤がパスコースを封じて縦パスを3バックor5バックのところで奪うというのが基本でしたから
中盤の高い位置で奪おうとするとその負担はさらに増えます
あの試合のように逆サイドを捨てるにしても負担の大きい中盤でしっかりボールを奪いきれるのかという懸念があります


あとは相手のビルドアップのカタチが変わってしまったらこちらも対応しなければいけなくなります
相手が後ろの人数を増やしたら2トップでは追いきれなくなりますし、実際浦和もそうしました

その時は「やっぱり、やーめた」と元の3421に戻すことも必要でしょう


そういう意味では今、新しいことにチャレンジしている樋口スタイルでチームの色を完全に変えるのは厳しいです
(これまでのサッカーを継続するとも明言してるので全部変えるつもりもないでしょうが・・・)


もちろん、相手の戦術や試合の状況によっては昨季の浦和戦のように前からプレスかけたほうが良いということもあるので
新しいことにチャレンジすることを否定するつもりはないですがどこでその折り合いをつけるか


鳥栖や湘南のように徹底的に走ることを鍛え上げられたチームなら大きくシフトチェンジしてもいいですが
甲府はそこまでフィジカルやスタミナに特化できるチームではありません


なので昨年までのリトリートして守る守備と新しく取り入れてる前からボールを奪う守備
そのバランスを適切に見出せるかが今季の大きなテーマでその完成度を明後日の清水戦で確認したい





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