2011年の総括「ヴァンフォレー甲府(2)」

昨日の続きです。

MF

        平均採点  出場試合  出場時間   警告  得点 アシスト(非公式)
 7 石原克哉  5.7     16    1231分    2    1    0 
 8 養父雄二  5.4     12     412分    1    1    1
15 内田智也  5.5      9     436分    3    0    1
18 柏好文・・  5.6     29    1459分    2    1    1
27 伊東輝悦  5.7     28    2006分    0    0    0
28 井澤惇・・  5.9     14    1154分    0    2    1
30 保坂一成  5.2      8     403分    2    0    0


まず、新加入の伊東は前半戦で重用されたものの後半戦はベンチに下がる事が
多かった。それでも計算できるボランチとして途中からの起用もあり1年間戦力と
して一定の活躍はしただろう。相変わらず警告がないというのも逸脱。


ベテランの石原は怪我で離脱することが多く、やや不本意なシーズンだったか。
年齢による衰えも見え始め、来季に不安を残すシーズンでもあった。
それでも県内出身者として甲府を引っ張っていく存在であるし
そのユーティリティさでまだまだ出場機会はあるだろう。


若手の柏は怪我もなくフルシーズン戦えたが上記を観る通り、攻撃的な選手としては
結果が非常に足りない。今後は試合を決める力を身につける必要があるだろう。


井澤は佐久間監督になってから起用され始め一気にレギュラーとして定着した。
高いテクニック、運動量、ハードワーク、前線への飛び出しと万能型のMFとして
今後大成しそうな程の活躍だった。
来季は中盤の中心としてチームを動かすような選手になった欲しい。


その他、養父、保坂、内田は基本的にバックアッパーの域は出なかった。
養父、内田は退団が決定し、保坂も来季の成績次第では同じ道を辿るだろう。



FW

           平均採点 出場試合 出場時間  警告  得点 アシスト(非公式)

10 パウリーニョ・・  5.8    28   1961分   4    10   4
14 ハーフナーマイク・ 5.9    32   2879分  10    17   1
16 松橋優     5.6    12    507分   2     1   0
20 片桐淳至    5.6    29   1797分   3     1   5
26 阿部吉郎    5.7    24   1366分   0     4   1


まあ、なんといってもマイクを言及しなければいけないでしょうか。
Jリーグ得点ランキング2位と降格したクラブでは異例の数字。
しかも後半戦に懸けては積極的に裏を狙うなどプレーの幅も非常に
広がった。
また、厳しいマークがあった中で1度も怪我で離脱しなかった事も評価できる。
その一方で警告が10枚(そのうち退場が1度)と警告が多かった。
特に審判などへの抗議などで不必要な警告が多かったのは今後の課題。
来季は海外への移籍がほぼ決まりそうで今後のさらなる飛躍を期待したい。


そしてJ1でも二桁得点をあげたパウリーニョ。
ただ1点目を上げたのは7月6日の新潟戦。
開幕後4カ月以上はコンディション不良で出場できない日もあった。
後半戦の好調さは圧巻だがその好不調の波の大きさは課題。
来季はG大阪への移籍が濃厚とされているが甲府としてはバレーのように
すぐ中東へ移籍するなんてことにはならないで欲しい。


三浦監督期間はスパーサブとして佐久間監督金としてはレギュラーになった片桐。
昨季、後半戦は全く出場できなかった影響もあった為、コンディションが整わなかった
事はしょうがない。ただ、得点1アシスト5では正直物足りない。
来季は主力が多く抜ける為、今期以上の活躍を期待したい。


新加入の阿部は主に前半戦の活躍は目立った。
ただ、途中で怪我して以降、出場機会も少なくなり、得点もなくなってしまった。
もう年齢的にもフルシーズンで出場する事は難しくなってきつつあるので
途中からでも得点がとれる貴重なスーパーサブとしてのポジションを確立したい。


松橋はあまり出場機会がなかった為、得点も僅か1。
2季連続で不本意なシーズンを送っており来季は勝負の年となるだろう。
サイドをこなすなどプレーの幅は広がったが一番期待したいのはやはりゴールに
つながるプレーだ。そこを来季期待したい。



最後に監督

         平均採点 試合数   勝敗     勝ち点 平均勝ち点 得点 失点

三浦監督・・   5.6   20   4勝5分11敗  17    0.85   21  39
佐久間監督   5.6   14   5勝1分8敗   16    1.14   21  24
 
これも簡単に比較は出来ないんだけど
改めてみると三浦監督は得点が少なく勝ちきれない試合が多かった。
逆に佐久間監督は勝ちも多いがそれ以上に負けも多かった。
どちらの戦い方が良かったかというと数字だけで行けば佐久間監督に軍配が
上がるのだろうが決して三浦監督のサッカーを全否定するべきでもない。
負けを引分にする粘りも必要だし、勝利を掴む力もやはり必要。
強いチームになるにはどちらの戦い方も時として必要になる。



で一番採点が高かった選手は・・・・

14 ハーフナーマイク  5.9
28 井澤惇         5.9



おーなんか自分で採点していたんですがこれは意外ですね。

マイクがもっと飛びぬけてそうな印象がありました。

まあ、井澤にはサプライズ的な面と若手という期待感もあったから
評価が高くなったのかな?

チーム内MVPを選ぶとするならマイクでMIPは井澤といったところでしょうか?





ちなみに出場時間が少なくて入らなかった選手と移籍した選手を言及しとくと


GK 
岡大生・・・・まあ第3GKだからしょうがない。来季はそうは言ってられないぞ
岡西宏祐・・・第4GKに出場機会があったら逆に怖い。まずは学生を頑張れ


DF
金珍圭・・・高いフィジカルとフィードは期待したんだけど怪我をしたら意味ない


MF
堀米勇輝・・・期待していただけに失望が大きい、まずは出場機会の確保
犬塚友輔・・・守備面はまずまずだったがパスミスが多いのは厳しい
永里源気・・・いまいとつ勝負強さと決定力がなかった、来季は復帰か?


FW
ダヴィ・・・いくら払ったか知らんけどいいダイエット期間になったねw
小池悠貴・・・ピッチ外ではよく頑張っていた。まだまだ若いから頑張れ
加部未蘭・・・ルーキー1年目はしょうがない。2年目の来季はそうは言ってられない
金信泳・・・ライバルの相手が悪かった、ただ愛媛でも結果は残せなかったみたいだね




※これはあくまでもガッピルの個人的な見解と評価だという事を
念のためお伝えしときます。


ただこうして平均採点してみるとあまり差がないなあと感じています。
もっと大きく採点幅を付けた方が分かりやすいかもしれませんね。
それは来年への僕の課題です。



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コメント

スッキリしました!

いつも愛読させていただいています。
ガッピルさんの根拠ある分析は読んでいて気持ちがいいし、納得感があります。

「総括」読んでスッキリしました。

やはり今年の顔はマイクだし、サプライズは井澤ですね。同感です。

荻の劣化もおっしゃるとおり。今では荻がゴールマウスに立つとドキドキします。彼がゴールを許すときは手さえボールに当たっていないシーンが多いような・・・。そもそものポジショニングが悪いのでしょうか。

ダニエルの「ボール持ち過ぎ⇒奪われ失点」パターンも多かったですね。とくに11月3日のマリノス戦は致命的なミスでした。

このマリノス戦と、7月2日のアビスパ戦(絶対に負けてはいけなかった)が今季のターニングポイントだったと思います。

シーズン通じて感じたのは秋本の不在によるバイタルエリアのケア不足。私としては、藤田よりも秋本の退団のほうがチームの安定感という意味では負のインパクトが大きかったと思います。

長々と書き連ねまして申し訳ございません。
これからもブログ楽しみにしています。

2011/12/14 (Wed) 07:42 | うり坊 #- | URL | 編集
うり坊さん

確かに今年はバイタルでやられる場面多かったですからねえ。
そう言う意味では秋本が抜けた穴も大きかったですね。

でも1人の選手が抜けただけであんなにやられるのは組織としても未熟だったでしょうね。

2011/12/14 (Wed) 23:03 | ガッピル #- | URL | 編集

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