2011年の総括「ヴァンフォレー甲府(3)」

今日のテーマは「得失点の時間帯」を検証していきます。

今年は非常に悪い時間帯、流れで得点をとられるケースが非常に多かったです。


実際にデータとしてどのような数字で現れるのかまとめました。

・先制点
まあサッカーほど先制点が重要なスポーツはないかもしれない、という程
先制点は重要ですね。
まずそのデータからまとめました。

試合展開2
 チーム名=青い字:甲府ホーム 赤い字:甲府アウェイ 
 スコア=青:甲府が先制 赤:甲府が先制される


三浦監督時代は先制すれば負ける事は少ないが佐久間監督時代は逆転負け多い。
ただ佐久間監督時代は半分以上の試合で先制している。
ただ、どちらにせよ先制されるとほぼ勝率はガクッととさがりたったの5%。
いかに先制点が重要なのかは一目瞭然。
逆に言えば先制されるとそれを跳ね返す力、メンタリティがない。
柏の逆転勝ちが6とか7とか言われているがこの数字がいかにすごいかが分かる。


・得点が入りやすい魔の時間帯
よく最初の10分、終わりの10分で点が入りやすいといわれています。
実際にサッカーの統計学でもそのような傾向になっているのは明らかですね。

で実際にこの時間帯に点を入れられるか、入れるかで大きく試合の展開が
変わる事はもはや説明はいらないでしょう。


では実際はどうだったかというと

 試合展開
 
この魔の時間帯は90分の内40分約半分を占めるのでものすごく多かった
とは言えない数字でしょうか。
ただ両監督の特徴が非常によく見られます。
三浦監督は試合開始は様子をみながらといった感じにほとんど点の動きが
ないです。ただその後の10分~35分で多く失点をしています。
失点17は全体の約44%と非常に多いです。
明確な理由は分かりませんが自分たちの注意力の欠如や
相手チームが甲府の守備に慣れた事によるなどが想像できます。

逆に佐久間監督は得点が入りやすい時間帯での失点が多い。
三浦監督と比べると20ポイント以上も差がある。
こういった事も逆転負けの多さに繋がっているのかもしれない。

だから全て守備的なサッカーが悪かったとも言い切れない。
逆転負けを3→1できていれば残留で来ていたかもしれない。
相手の方が勝ち点3に近い試合よりも自分たちの方が可能性が高い試合で
きっちり勝ち点3をとる事の方が重要だとは思う。

よく、三浦監督のサッカー=守備的なサッカーが全て悪かったという論調が
甲府サポの間でされているがそれは極論過ぎると思っている。
確かにいろんな面で三浦監督は評価に値しない監督だったが
守備的なサッカーを全て否定すべきではないとは思っている。



・得点直後の得点・失点&失点直後の得点・失点
これもサッカーの試合展開では重要な時間帯ですね。

それぞれ分けてまとめると

得点直後(5分以内)の得点回数=1    1勝
得点直後(5分以内)の失点回数=4    1勝1分2敗
失点直後(5分以内)の失点回数=5    1勝分4敗
失点直後(5分以内)の得点回数=3    1勝1分1敗

ちょっとわかりにくいので10分まで伸ばしてみると

得点直後(10分以内)の得点回数=5   4勝1敗
得点直後(10分以内)の失点回数=6   1勝1分4敗
失点直後(10分以内)の得点回数=5   1勝2分2敗
失点直後(10分以内)の失点回数=11  1勝分10敗
  
こうみると分かりやすいかな。

やはりたて続けによる失点の多さが目につきますね。
我慢できずにボロボロ崩れるパターン。
得点直後の失点もやはり悪い結果に結びついています。

逆に得点直後の得点は勝利に結びついています。

まあ改めて言う事ではないでしょうが数字でこのように表すと
実感しやすいんじゃないでしょうか?



でいろいろ各試合の得点状況を時間帯や試合の流れを追った結果目につくのが
ホームのG大阪戦

この試合の得点時間を書いていくと
15分G大阪先制→19分G大阪追加点→20分甲府1点返す→30分甲府同点
→66分G大阪勝ち越し→68分甲府同点→70分甲府勝ち越し


15分、19分と5分以内に連続失点しながらすぐ5分以内に1点返す。
さらに10分以内に同点に追いつく。
で後半もG大阪に66分勝ちこされるがすぐに68分同点に追いつく。
さらに、その直後70分に勝ち越しゴールを決めた。

このように失点したあとすぐ反撃に出る、得点した後でも攻撃を緩めない姿勢を
実行できればこのような逆転勝ちも可能なのだ。

なかなか攻守のバランスを考えながりリスクを負うのは厳しい判断になるが
こういったメンタリティも時には大事だ。




まあ正直なところ他のチームと比較していないので確かなところは分かりません。
このデータがJ1の中で極端に悪いのか?平均くらいなのか?

できれば全チームこのような検証をして初めて甲府の悪かった部分が
見えてくるのでそこまでしたいんですがさすがに個人でそこまでする
時間も気力もありませぬ。

ってことで各サポのみなさん頑張れ(^.^)/~~~!!
(ちょっ、投げやり(ーー;))

あと、いろんなクラブの情報とかも聞きたいので各サポのみなさん
たくさん交流しましょう。




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コメント

No title

個々のディフェンスの問題。
チェックの遅さ。寄せの甘さ。
特に寄せの甘さに関してはそれも戦術?
そこだけはしっかりとみうみうが植えつけてくれましたよね。
昨シーズンはこんなに甘くなかったです。
当たるところは当たる。
獲れるところは獲りに行く。
戦術以前に一対一じゃんね。

逆転負けの増加に関しては、
選手交代が機能したか、どうか。
柏は選手交代当たりまくりですもん。
是非是非 検証プリーズです。

2011/12/16 (Fri) 07:19 | KKGT-R #- | URL | 編集
KKGT-R さん

データでいえばタックルの項目はそんなに悪くない数字なんですよね。
確かリーグ8位くらいだったと思います。
でもKKGT-R さんのおっしゃる通りの印象を僕も持ってます。
基本的にこれまでの甲府はボールを奪うスタイルでやってきたのでその辺の比較もあるでしょうし、J1とJ2の差もあると思います。
まあ、三浦監督の守備は基本ゴール前のスペースを埋める戦術ですがもはやJ1のトップレベルの選手は少しのスペースさえあれば簡単にゴールを奪います。監督も選手もそういった経験、認識の甘さがあったことは確かですね。

柏に関しては検証してないので確かな事は分かりませんがやはりネルシーニョの分析力と決断力、選手層の厚さが大きな要因でしょうね。
あとはレドミを除いて絶対的な存在がいないのもいい影響になってるかなと。
少しでも調子が悪ければすぐ変えられてしまうと言う緊張感などもあるでしょう。

ちは、マイク、パウリーニョ、片桐は正直調子が悪くても変えられませんでした。そこの差もあると思います。
相手に対策をとられた時に、どうその対応を掻い潜るのかが今期の柏は突出していたんじゃないでしょうか。

2011/12/16 (Fri) 14:44 | ガッピル #- | URL | 編集

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