城福監督の言う「Jリーグのプロビンチャとビッククラブ」とは?


城福監督がいうブロビンチャ、その逆のビッククラブとは具体的にどこを指すのか?
を考察していきたいと思います。


ブロビンチャやビッククラブの捉え方は様々ありますが今回は城福監督が言う
「ビッククラブ=大企業から支援を受けるクラブ=Jリーグの1/3」
「ブロビンチャ=大企業からの支援がないクラブ=Jリーグの2/3」
という定義で考えていきます。



では「大企業から支援を受ける」というのはどういう事か?

これもいろいろあるかとは思いますが分かりやすく広告収入=スポンサーとして
どれだけ経済的支援を受けているかで判断していきたいと思います。



実際に公式サイトで公開されている2010年度の各クラブの資料で見てみると


以下まとめたもの
2010Jdate.jpg
※2010年度のデータなので町田、松本、鳥取はありません

だいたい平均すると8億9200万の広告収入なんですが平均的なクラブは
新潟だけで多くのクラブがそれより非常に多いか、少ないか両極端に偏っています。

仮に上記の色分け(10億以上:赤、10億以下:青)で区分けすると

ビッククラブ:15チーム=全体の40%
プロビンチャ:22チーム=全体の60%



多少数字の差はあるかもしれないけど城福監督の言う
「ビッククラブ=大企業から支援を受けるクラブ=Jリーグの1/3」
「ブロビンチャ=大企業からの支援がないクラブ=Jリーグの2/3」
の区別に当てはまると思います。
(松本、町田、鳥取を入れればより数字は近くなるでしょう。)


で実際にこのデータ見て思ったことは・・・

「やっぱり、お前らせけえよw」

甲府の広告収入が約5億、同じく昇格争いをした柏が約20億・・・


こりゃあ、そうなるわなw


これがクラブの強さに直接反映しているわけではないけど明らかにこの差は
チームを強化する面で影響がある。

もちろん今の時点ではクラブによって多少異なるかもしれないが
上位の方のクラブはどう考えてもそれ以外のクラブと数倍、規模が違う。

さらにこの上に、Jリーグの配当金や入場料などがあるのでより差は大きくなる。


このような状況で我が甲府は「ブロビンチャの象徴になる」という目標を掲げた。
口では簡単に言えるもののこうしたものを見ると道のりは平坦なものではない。
このご時勢ならなおさら。

「俺たちもそういうところから成長したんだ!!」という言い分はあるかもしれないが
Jリーグの前身から企業のお抱えクラブだったところとは全く歩んできた道のりが違う。


ただ、サッカーはお金が全てだけはないという理想は捨ててはならない。
というか捨てたら我が甲府のミッションはそこで終わる。


しかし、その険しい道のりを甲府より先に歩いているクラブがある。

仙台と新潟
だ。

神戸は楽天マネーが潜んでいるためビッククラブと位置づけていいだろう。
それは今年の補強が証明しているw


分かりやすい目標としてまずは
・仙台のようにJ1で上位を争える強さを持つこと
・新潟のように沢山の観客動員を集めること
この2クラブに追いつくことだろう。



しかしながら甲府もお陰様で存続問題を乗り越え、ここまで成長してきた。
紆余曲折あったとは思うが間違いなくこれまでの道のりは正しかった。

海野社長を始め甲府のフロント陣は優秀だ。
もちろん昨年のような失敗はある。

それでもあらゆる支援を断ち切られヴァンフォーレ甲府を潰す為に任命された
人が熱意でここまで成長させたことはJリーグ史上稀に見る偉業と言えるだろう。

だからこそJリーグの理事で一番上に名前がある。

たまに「社長辞めろ!!」という言葉を目にするが明らかにそれは間違っている。

なぜあれほど危機的な状況だったのに存続できたか忘れたのか?
いや、今や知らないサポも多い。

サポーターの募金、選手のボランティア活動などもあったが
一番は海野社長を初めフロントが必死に営業してスポンサーを獲得した結果だ。

果たして他の社長が来てこの人脈を保てるのだろうか?

ライセンス制度で苦しいクラブは甲府の真似をすればいいという記事を
たまに見るがどのクラブも決して真似できるものではない。

山梨県を代表する新聞社や広告代理店の取締役だった海野だからこそ
出来たことで他の社長が同じようにできるとは思えない。
(しかも最初は潰すために社長を打診されたんだからなおさら凄いw)


少し脱線してしまったが僕が言いたいことは
お金ないけど甲府の成長はすげえんだぞ!!ってこと。

だからもっと盛り上げましょう。
甲府サポだからといって恥ずかしがることはないんだぜ。

みなさん、誇りをもってこれからも応援していきましょう(^0^)/



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コメント

No title

ビッククラブの出資の意味合いも色々あって、
①あくまでも広告宣伝費として
②地域対策(東電のJビレッジ的)として
とかね。

ビッククラブでも、株主総会でJクラブへの出資の意義を突っ込まれて四苦八苦
した企業があったそうで。
純粋な社会貢献の一環としての出資は、中々、理解してもらえないとのこと。

ビッククラブの場合、グループ企業による観客動員が半端ないらしいですね。
昨年末、生々しい話を聞いちゃったもんで。

2012/02/18 (Sat) 07:35 | KKGT-R #- | URL | 編集
KKGT-R さん

確かに今のご時世だからそういう流れになるにはしょうがないですね。

過去形になってしまうビッククラブも既に存在してますしね。

グループ企業の観客動員はちょっとせこいなあ。
招待券のばら蒔きでいかにも人気あるぞみたいな感じでしょ?

今回はあくまでもスポンサー収入だけでの比較でやりましたが
総合的観点から見ればかなり疑問がつくチームも上の方にあるのは確かです。
そのうち勢力図が大きく変わる可能性はあるはず。
ぜひその一旦を担うのが我が甲府であってほしいですね。

2012/02/18 (Sat) 10:24 | ガッピル #- | URL | 編集

ヴァンフォーレサポーターです。
「最初は潰すために社長を打診」とありますが、どういうことでしょうか?

2012/02/22 (Wed) 23:04 | 通りすがりの、、、 #- | URL | 編集
通りすがりの、、、さん

いわゆる甲府の存続問題が発覚した時に筆頭株主であったYBSグループは
甲府の存続は不可能と判断して、クラブを精算するために海野を送り込んだんです。
ところが海野は全く逆のことをやり始めて今の甲府があります。

その手腕を買われて今ではJリーグの理事にもなっています。

2012/02/23 (Thu) 00:27 | ガッピル #- | URL | 編集

浦和・名古屋・鹿島・横浜・ガンバ・東京・清水・川崎・磐田・神戸・京都・千葉といったビッグクラブにプロビンチャが挑む姿はカテゴリー関係なく面白いよな。

2013/09/25 (Wed) 12:58 | 王国浦和 #- | URL | 編集

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